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トッキー
2019.2.4 13:44メディア

「正義」の名を背負う人間の習性と、その行き着く先

門下生メーリスの投稿からご紹介します!

 


 

 元朝日新聞の記者で今はフリーのジャーナリスト氏曰く、「朝日新聞時代に社会正義に燃えていた記者は、すべからくみな、傲慢な運動家になった」とのことでした。

 「正義」の名を背負う人間は、目的の達成のためには悪事であってもそれは「正義」を遂行する前には小さなことだと自己正当化を始めるのだそうです。「正義」を語る私の前では、この程度(その程度が法律に抵触するとしても)の不正は許されても構わないと。

 それを思えば、安倍政権の数々の不正も、香山氏や古谷氏が自らの論敵を潰すためなら自らの差別心には平気で目を瞑りながら嘘でもデマでも平気で流してしまえるのも、自らの信じる「正義」の前ではそれらは全て取るに足らないことと本気で思っているからなのだろうと思います。

 そしてそれらが行き着く先は、小林先生も仰る通りに、ポル・ポトのような大粛清、もしくはオウムのポアの思想で間違いないだろうと思います。「私の良さがわからないのなら、殺してあげた方がその人にとっても幸せだ」。
 悪党は自らの悪を自覚した上で目的を達成する分、無自覚な正義の代弁者よりはまだマシかもしれません。

 


 

「地獄への道は善意で舗装されている」なんて言葉もありますが、「正義」で舗装された道は、よりストレートに、地獄の底までつながっているんじゃないでしょうか?

トッキー

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